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耳の後ろを洗えば加齢臭改善?それって単に洗い残しが原因です。

2014.07.08

耳の後ろを洗うようにしたら加齢臭が改善した。
こんな話を聞いたことはないでしょうか?

ただ、この話にはおかしな点があります。まず加齢臭の大元の原因となるには皮脂です。つまり加齢臭が多い場所は、皮脂の多い場所なのです。
身体の中で皮脂の多い場所としては、顔、頭皮、胸、背中などがあります。いずれにしても耳の後ろは皮脂の多い場所なんていう話は聞いたことがありません。

では、なぜ耳の後ろを洗ったら匂いがなくなるのでしょうか。
その理由は、耳の後ろが汚れていたからです。つまり、洗えていなかったからです。

耳の後ろに汚れが溜まる理由の一つは、鏡では見えない場所だからです。
これは背中なども同じですが、広い範囲の背中であればある程度意識的に洗うこともできます。おしりなども、そのままだとなんとなく不潔な感じがしますし、しっかり洗っていると思います。
その点、耳の後ろは見逃しがちな場所です。

第二に、頭皮や髪の毛から落ちた汚れが溜まる場所だからです。
例えば、髪を洗った際、あなたはしっかり洗い流していますか? すすぎが不十分だと残ったシャンプーなどの成分と頭皮の皮脂や汚れが、洗浄成分と混ざってしたたり落ち、それが耳の後ろに残ります。

また頭皮は身体の中でも皮脂の多い場所です。そして紫外線など外部からの刺激にももっとも当たる場所です。となるとダメージを受けた頭皮を皮脂を出して守ろうとしますので、その皮脂が徐々に流れ落ち、耳の後ろに汚れとなって溜まるわけです。

このような理由により、耳の後ろに汚れや皮脂が溜まり、そこで酸化して雑菌の餌となり、最終的に加齢臭へと変わるのです。
逆を言えば、耳の後ろを洗っただけで無臭になるという体験をしたのであれば、あなたからはまだ加齢臭は発生していません。

そもそも加齢臭は、50代頃から発生するもので、それ以前の方からはあまり匂いません。最近の研究では、それ以前の男性の匂いはミドル脂臭などと言われ、これが30~40代の男性の悪臭原因とされるようになりました。

ともかく、加齢臭にしろ、ミドル脂臭にしろ、まずは清潔こそ第一です。
清潔にして雑菌の餌をなくせば匂いも軽減できます。またスーツで仕事をされる方は、同じスーツや革靴を2日連続で絶対に着ない、シャワーではなく毎日入浴する、適度な運動を行う、タバコは止める、お酒は少なくするなど、簡単な注意と日常習慣の見直しでかなり改善できます。

もちろん体質的に体臭の強い方もいますが、そうでなければ、しっかり洗うことを意識できれば、それほどひどくはなりません。
なお、頑張って洗いすぎで肌荒れしたり、肌が乾燥したりすると、今度はそこが匂いの発生源になります。

そうならないために肌を労り、スキンケアの習慣を身につけることも大切です。
ともあれ、何か一つを行えば体臭がなくなることはありません。しかし一つ一つの積み重ねが軽減に繋がりますから、再度自分の習慣を見直すことをおすすめします。

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